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執筆者の写真源水会 仙台

梅雨空の釣行

更新日:2023年8月20日



2019年6月29日~30日

メンバー:大見、田澤、S(記)

この一週間、梅雨空のうえ、熱帯低気圧から変わった台風が28日の朝に最も近づいたが、台風が去ったあとは、だいたい好天に恵まれる。

前日の正午の天気予報で予想降水量が6ミリ以下なら決行だったが、案の定、予想降水量は0~3ミリ程度で、予感どおり釣行決定となった。

今回、会にとっては新たな釣り場開拓のようだったが、私にとっては初の沢泊であり、沢を登り詰めるのも初。沢を楽しむ人に、この2つは大きなハードルだが、やっと一線を越えることになる。

朝4時40分頃から遡上開始。途中分岐がいくつもあるが、先輩方は行く方向をすぐに判断し、どんどん登る。するとだいたいピンクテープがあり、感心する。



順調に高度を上げ、7時前には上り詰める。

目的の沢の支流の沢もあっさりと見つけ、どんどん下る。分岐がいくつかあるが、先輩方は間違わず、本流に行きつく。




この出会いが今回の一番の難所であった。下りは何とか行けたが、登るときは、先輩方のビレイが無くては登れなかった。

「苦労の先には楽園がある」、私の沢のイメージはこんな感じだ。やはり、楽園に行くためには最低限のロープワークと登攀器具はやはり必要だ。



本流に降り立つと水量が多く冷たい。しかし、初心者の私にさえ釣れそうな香りがプンプンした。

そこで、竿を出してドバミミズを付けて投げると、水中の大きなイワナが餌に近づいて食いつく釣り堀状態で、すぐに40センチ前後の大物がヒット!!

先輩も数匹、アベレージサイズの40センチ級を数匹釣りあげていたが、なんと、60センチ級の超大物をヒットさせ、竿の先を折られていた。




私が2匹目をヒットさせたとき、下流から2人組が遡上してきた。聞いてみると同じルートで来たようで、1人はなんと源水会のOBの方だった。

その後、すばらしいテン場を見つけ、テント、タープを張って一服する。こんな山奥でテント、タープ、たき火は、日常にはない最高の贅沢でくつろげる。雨が降っていたが、最高の空間だった。



雨の様子を見ながら、テン場を拠点として、上流、下流に釣りに出かけ、全員で計10匹くらい釣り上げた。

だんだん日も暮れ、テントで就寝。朝も特にゆっくりと過ごす。


帰路は釣りをしながら同じ沢を登って下って、無事、下山。







今回の沢は、夏の暑いときは、行けるところまで泳いで行けそうで、最高に気持ち良いでしょう!! まぁ、アブやヤブ蚊がどれくらいいるかにもよるけれど…

最近の運動不足と荷物が多かったことは今回の反省です。脚と腕がパンパン、疲れました~!!



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