藤が咲いたら岩魚の盛期
更新日:2023年6月4日
2023.5.13 田澤(記)
藤が咲いたら岩魚の盛期とは、誰が言ったか分からないが、山間に藤が咲き始めたのでぶらっと毛鉤を振りに行くことにした。当初は泊まりで行こうと齋藤さんを誘ったが、イカ釣りが忙しいようで、近場の沢に日帰りで入る事に。
早朝、車を走らせると道路の真ん中に、轢かれたばかりの大狸が横たわっていた。背中を掴んで持ち上げると吐血したが、まだ生温く暖かい。カラスが見つけやすそうな草原に安置して合掌。
この日は釣る気満タンのせいでアプローチが雑なのか、バラシの連続。毛鉤を追う岩魚も何だかヤル気がない。スレてるのか!?
しかし、山に来ても草むしりが忙しくて釣りに集中できない。
その後、魚影は確認できるが、どうにも水面まで毛鉤を追うのが面倒なようだ。山菜は採りたいと思うほど採れるが、魚は釣りたいと思うほどに釣れなくなる。バラシまくりで、どうにも釣りが下手で呆れる。
しかし、やはり沢は気持ちが良い。この1週間、鼻水と咳が止まらず酷かったが、沢を歩き出してから鼻水も咳も何もない。やはり気からなのか。
この滝で丁寧に毛鉤を打ち込んだら、綺麗な雌イワナが出てくれた。
その後、草むしりに転向し、沢を降る。
採る時に仕分けしないものだから、後で分けるのが面倒になる。下山途中で仕分けしていたら、仕分け済みの袋がない事に気がつく。
どうやら、途中でどこかに置いてきたようだ。量は充分だったが、袋がゴミで残るので仕方なしに引き返す。無駄な往復で足運びが雑になり、膝を痛めて戻る。
車止めに戻り、すっかり綺麗になった林道から帰路。広葉樹が整理されていた。
帰宅後、山菜処理しながらビール。
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