菌活
記録:田澤 大生
自宅の菊芋が咲き始めた10月中旬、珍しく運転手付きで県北の祭りに出向く。午前からビールやらジンやら呑んで気持ちよくなり、ちょっと見てくると、どんぐり豊作な森の中をウロウロ。
ややもつれた足で木掴み斜面を降ると、ありました。まだ勝負できるようです。
まだあるかと、酔っぱらいの駆け足で見て回るが次第に暗くなり終了。
自宅へ持ち帰ったものの、冷凍庫の空きが足りず友人にお裾分け。
食べて冷凍庫を空ける。菌活→埋まる。食べる or あげる→菌活→埋まる。
11/1、プチ活から夕方に前乗り泊へ。1人なめ子キムチ鍋でラジオを聴きながら暴飲。夜に齋藤さんが合流し、2回戦突入ですっかり記憶喪失。翌朝、鍋の残りにうどんを入れて支度していると小倉さん合流。
11/2 雨模様の中、齋藤、小倉、田澤の3名にて入山。1名が二日酔い模様 笑
至る所にヌタ場あり。これから雪が降ったら、方々に散って降るのだろうか。それを繰り返したら拡散するのも納得。北上→山登る→雪→降る?
しかし、やはり沢歩きは気持ち良い。
山葵とか小当たりのキノコを摘みながらテン場向け。なめこは出たばかりのもあれば、ナガレもあり。気温高いので、出てもナガレるのが早いんでしょうね。この時期らしくペアリングして産卵床を守るオス岩魚もいれば、瀬で餌を追う岩魚、盛期に着いているような瀬尻で餌を待つ岩魚も居たりと季節感が狂いそう。
のんびり歩いたつもりだったが昼にはクリタケのテン場着。予定では、テン場設営後に採りものだったが、とりあえずのビールから宴会に。
記憶喪失の旅へ。
雨降りなのでモクモク。目がいたいとか、暑いとか言いながら宴会は盛り上がり、ラジオによれば夜には雨が止むらしいが、そこまでもつ気配なし。
暗くなった頃にキマッて寝たが、23時に起床。寒さは感じない。熾きが残っていたので、1人焚火にあたりながら2次会。
ラジオから零時の時報が流れ、ほぼ満タンの菊水500に手を付ける。飲み終えたと同時にラジオから1時の時報が。満天の星空を眺めていたら、15分くらいしか経っていない感覚で不思議だった。この辺りから時間の感覚も胃袋の感覚もおかしくなり、キノコ鍋を温めて食べまくっていた。
その後、お湯割りに手を付けて、あっという間に2時の時報が鳴り、3時の時報を確認して、床に就いた。
翌朝はまったり、またお湯割り。
キノコ蕎麦が美味かった。快適テン場を惜しみながら、支度する。ネオプレンにお湯をかけて、装着。気持ち良すぎた。帰路はブナシメジなど小当たりを拾いながら、ブナの沢を楽しめた。
沢を詰めて登山道に出たら、菌活終了。車止めへ。
帰りは事故車の影響で渋滞3時間。家に着く頃にはスッカリ暗くなった。
翌朝いぶくさいテントを干しながら設営し、キカンボを投入。菊芋を掘ってスライスし、お茶用に干し方。一仕事終えて、干していたザックなどを仕舞う。今年の沢泊まりはこれで最後になるか。
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