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2024納竿

執筆者の写真: 源水会 仙台源水会 仙台

記録 小倉

9/24(火)〜25(水)


先週末の大雨の中、会では先輩方の安全ベストな場所チョイスで納竿会でしたがわたしだけボーズ…これでは納めきれません。


で、去年から行きたかったひとり沢泊を決行。


いつもは先輩方に天気読み、ルーファイ、食材(魚)調達、テン場チョイス、設営、火おこし、調理…などなど頼りっぱなしなので、今まで教えてもらったことをひとりで出来るかやってみたかったのです。


場所は決めていました。

最初に沢釣りを教えてくれた先生と行った思い出のK川です。


今まで何度か滝までは行ったことはありましたが、今回はその上から入る未知のゾーンです。


なるべく家族に心配をかけないように、すぐ林道に逃げることが出来る場所です。


準備からドキドキワクワク。期待も荷物も膨らみ20キロオーバー。


林道をしばらく歩きいざ入渓。

大雨の後ですが水も引いていて天気も良い。

明るくておだやかで滑が綺麗な沢。


開けているのでテンカラを振ってみるも…釣れず…

同じポイントで餌釣りしてみると、どんどん釣れる。


次のポイントで毛鉤を色々変えてみても釣れず…

餌釣りしてみると釣れる。


その繰り返しで結局今年もテンカラで釣ることは出来ませんでした。


今日は仕掛けの交換にモタモタしても誰も待たせることはないので思う存分練習します。


釣りながらもキョロキョロテン場を探します。キノコは見つけられず。

2、3箇所良さそうなところはありましたが、いつものような「ベスト」ではないような…


しばらく行くと「ベスト」に出会いました。

しかも林道側。すぐ林道に出ることが出来ました。

登れないという滝まであとちょっとなので荷物を持ったまま行ってみます。


その周りでも釣れましたが泣き尺まで。


今年も尺を釣ることは出来ませんでした。


今回のメニューに必要な数だけいただきテン場に戻ります。


まずは設営。

ターフは持っていないので先輩に教えてもらった農ポリ。

透明で明るく軽い。すぐ張れるよう自宅でガムテープとppひもで加工。


涼しいので蚊帳ではなくツエルト。

ツエルトはすぐ張れるようマジックテープとアクセサリーロープで加工。

こういう先輩方の知恵がありがたい。


次は薪集め。

たくさんあるが流木ではなく皮がついた倒木が多い。昨日までの雨でかなり湿っている。

今日はノコギリも持参。


いよいよ火おこし。

今までの沢泊で一度も携わっていない部門。

設営と料理係を担当していてじっくり見せてもらってもいなかったのでネットで予習してきました。


着火剤は各種たくさん持ってきたし、いつも非常用に持ち歩いている割れたエスビット燃料も入れ替えるため持って来た。教えてもらったガムテープも巻き取ってたっぷり。

コッパたくさん集めていざ!


…つかない。

火がつかない…


着火剤系は…もうなくなってしまいました。


骨酒の骨をあぶるために百円ショップで買って来た網の上に骨ではなく薪を置きガスバーナーであぶる。

新品のガスを持ってきて良かった。


でもつかない……


煙は出るもののあおいでもふいても何をしても火がつかない。


今回一番の楽しみと言っても良い焚き火が出来ないなんて。


かれこれ三時間ほど格闘しましたが疲れ果て、お酒ばかりが進み料理をする気も起きずツマミだけ食べてシュラフに潜り込みました。


イワナは内臓を出し、凍らせたペットボトルと保冷バックにグルグルにしてあるから大丈夫…だろう…


2日目

晴れて爽やかな朝。

二日酔い。でも空腹。


保冷バックを見るとまだキンキンに冷えていました。


作りたかったイワナはらこ飯とつみれ汁をのんびり作ります。

楽しい♪美味しい。

感謝。



朝、乾いた薪は少し火がつきました。焚き火の香りが良い。


沢泊は仲間と一緒も楽しいし、ひとりも楽しい。

釣りは泊りが良い。


来年に課題を残しましたが、今年もたくさん遊ばせてもらいました。

ありがとうございました。


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