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  • 執筆者の写真源水会 仙台

出ました!4 尺と尺 4 寸 5 分!

更新日:2023年12月5日



釣行記)O 今日もまた無事に帰ってこれることを願い、お地蔵さまに手を合わせる。 林道をひた走ることようやく車止めに到着、車止めには先客はなく一番乗り! お盆の時期ということもあり早速やつが出迎え、着替えているさなかにチクリ。アブだ。 刺されることを嫌がっていたら、この時期にここの山へは来れない。恐るるに足らず! 廃道がもはや自然に還る一歩手前の藪道を、歩くこと約 1 時間それは突然起こった。


先頭をやる気満々・意気揚々と歩いている私 O 順に S さん・T さんが、洞のある老木のミズナラの前を通過しようとした瞬間、洞から牙を剥きだして大きな唸り声をあげながら顔を出している熊が! その距離なんと 1~2m! 反射的に後ろへ飛び逃げた O は、山道の谷側が傾斜していたことにより転倒、慌てて立ち上がり防御態勢に入るも、熊も人間が 3 人も(1 人はヒグマ並みの体格(笑))いると、ミズナラの後側にあった大きな洞から這い出しものすごいスピードで山手のほうへ! 1 人として襲われることもなく無事だったことは、もう奇跡としか言いようがない! この先目指すテン場まで約 6 時間の山道を、3 人はまるでマタギの勢子のように「ヤ~!」「ウォ~!」「ハ~!」と訳の分からない奇声を発しながら歩き続けたのは言うまでもない。 (きつい山道を大きな声を出しながら歩くのは非常に体力を消耗します(笑))


無事にテン場到着、テント設営、薪も準備し早速食材の調達へ。本流を攻めるも、なかなかキープサイズが釣れず、S さん T さんは支流へ入りしっかり食べごろサイズを調達し、定番の刺身・天ぷらをつまみながら、熊の話で盛り上がり夜は更けた。





翌日は更に上流を釣り上がりながら、ある深い淵に来た。右岸から T さん、左岸から O が第 1 級品のドバを、重い錘と共に淵の底へ流すと重いあたりが! 今まで感じたことのない強い引き、竿は大きくひん曲がり時々「ギューギュー」と鳴く。 岩魚で竿が鳴くのが初めての O はしばしやり取りを楽しむ。岩場にいた O はなんとか砂地まで移動し、半ば強引に砂地に引っ張り上げた岩魚は 40 オーバー!(計測したところ 43㎝でした) S さん T さんも尺上を数本釣り上げテン場へ帰還、2 日目の夜もまた更ける。



最終日は数か所深い淵を泳ぎながら下り、山道へ入るも再び雄たけびを上げながら車止めへ。


熊との遭遇、大きな岩魚達!この山の自然が豊かであることを感じた 3 日間であった。 未体験ゾーンに足を踏み入れた O はここの山の虜になりそうです。 P,S  山を歩くときは老木の洞には注意ですよ!(笑)

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